梅雨の肌荒れ、どう防ぐ?

梅雨は湿気と皮脂の分泌量が増えやすく、汗やマスクの蒸れで毛穴が詰まり、ニキビや吹き出物が悪化しがちです。皮膚がベタつくのに乾燥も感じやすく、ケア方法に迷う方が多いのが特徴です。

まず洗顔は朝晩2回、低刺激の洗顔料で優しく行いましょう。熱いお湯は皮脂を取りすぎるのでNG。洗顔後はすぐに化粧水と乳液で水分と油分のバランスを整えます。汗をかいたら清潔なタオルで押さえ拭きし、マスクはこまめに取り替えるのがポイントです。

また、皮脂のコントロールには食事も重要。ビタミンB2・B6(レバー、卵、納豆)、亜鉛(牡蠣、ナッツ類)を意識して摂り、脂っこい食事や甘いものを控えると効果的です。睡眠不足は肌の修復を妨げるので、質の良い睡眠を心がけましょう。

梅雨の肌トラブルは、正しい洗顔と保湿、食事の見直しで予防できます。小さな習慣を見直して、雨の季節も肌に自信を持って過ごしましょう!

【からだのだるさや不調】

これから梅雨の足跡が近づいてきています。この時期は、湿気や気圧の変化で自律神経が
乱れやすく、「なんとなくだるい」「疲れが取れない」「胃腸の調子が悪い」と感じる方
が増えます。湿気が多いと体内にも「余分な水分(湿)」がたまり、消化機能が低下しや
すくなるのです。


まず意識したいのが「胃腸に優しい食事」です。消化の良い温かいもの、たとえばおかゆ
・具だくさんの味噌汁・蒸し野菜などは、胃腸を労わりながら栄養も補えます。発酵食品
(納豆・味噌・ヨーグルト)や、利尿作用のある食材(はと麦・小豆・きゅうり)も、体
の巡りを整える助けになります。

また、冷たい飲み物や生野菜のとりすぎは、胃腸を冷やして不調を招くことがあるので要
注意。温かいお茶やスープを取り入れて、内側から「温めること」も大切です。
梅雨の不調は、ちょっとした食事の選び方でぐんと楽になります。体が喜ぶやさしい食事
で、内側から整える習慣を。心も体も軽やかに、梅雨の季節を健やかに過ごしましょう。
肌老化とは、肌の生まれ変わる力(ターンオーバー)が低下し、シミ・シワ・たるみなど
のエイジングサインが現れることをいいます。