腸がきれいな人は肌がきれい!? 腸内環境が美肌に与える影響とは

環境の変化や対人関係などのストレスが原因で不調を感じたり、ついついストレス解消のために暴飲暴食をして腸内環境が乱れたりしたことはありませんか?

私たちは、普段の生活で運動不足や食べ過ぎになり、知らず知らずのうちに腸に負担をかけています。

仕事や家事、育児などでトイレに行きたいときに行けなかったり、肉食に偏った生活をしていても、腸にストレスがかかり腸内環境のバランスが崩れてしまいます。

腸はとてもデリケートで、ストレスや食生活の乱れなどが原因で腸内環境が乱れてしまうこともあるのです。

腸内環境のバランスが崩れると、肌が荒れたり便秘になるなどといった影響も。

腸がきれいになれば肌がきれいに!腸内環境と美肌の関係

腸内環境が乱れると肌が荒れる…そんな経験はありませんか?

これまで特に経験したことがなくても、そんな話を耳にしたことはあると思います。

では、なぜそうなってしまうのかのメカニズムを説明します。

腸内には多くの細菌が棲んでおり、善玉菌と悪玉菌がちょうど良いバランスで保たれているのが健康な状態です。

しかし腸内細菌のバランスが崩れると悪玉菌が増え、悪玉菌の発生する有害物質によって肌荒れや便秘、感染症などを引き起こしてしまうことがあります。

便秘になると、腸内には食べ物を腐らせる悪玉菌が増え、有毒ガスや活性酸素を発生させます。

また、腐敗産物であるフェノール類やパラクレゾールが腸内に蓄積されます。

有毒ガスや活性酸素は腸内環境をさらに悪化させ、血液を通して全身に運ばれ、末端組織であるお肌にも影響します。

ストレスや暴飲暴食は腸内環境の乱れを引き起こし、お肌の新陳代謝を遅らせたり、免疫力を低下させたりする場合もあります。

また、吹き出物やしわやシミ、たるみなどの症状の原因にも繋がります。

腸内環境の乱れの原因はストレスや食生活の乱れ以外にも、運動不足、生理前の黄体ホルモンの変化、加齢などが原因の場合もあります。

腸がきれいになる食事で腸内環境を整え美肌へ!

腸内環境の乱れを感じたときにはじめに見直したいのは食生活です。

腸内細菌のバランスが崩れると、有害物質を作り出す悪玉菌が増えてしまいます。

一方、善玉菌は食べた物を吸収しやすいよう分解を助けてくれたり、ビタミンやホルモンを作ったり、免疫を高めたりするなど、体に良い働きをしてくれます。

ですから、腸内環境を整えるとは、善玉菌を増やすことでもあるのです。

腸内環境を整えるには食事の内容や食材が重要。

腸内環境を整えて腸をきれいに!食事以外の方法は?

食事の改善以外にも、毎日の生活習慣を改善することが腸内環境を整えることにも繋がります。

適度な運動は血流を促進し、酸素が全身にめぐり、体に刺激を与えます。

気持ち良いなと思える程度の運動で、腸を活動させて活性化に繋げましょう。

30分程度の散歩をしたり、ラジオ体操、ストレッチしたりなど軽めの運動から始めてみましょう。

お腹を動かすための腹筋もおすすめです。

姿勢を意識したウォーキングもおすすめです。

背骨を伸ばし、お尻の穴をしっかりしめて歩くことで、排便時に使う肛門括約筋を鍛えることができます。

意識するだけで腸にも良い影響を与えます。

またお腹をマッサージすることで腸を刺激し、排便を促します。

仰向けに寝てひざを曲げ、おへそを中心に円を描くイメージで時計回りにゆっくりマッサージしましょう。

腸の運動は、副交感神経が優位なときに活発になります。

映画をみたり、音楽を聴いたり、軽めの運動をするなど、リラックスした状態になれたりストレスを発散できるような快適な時間や環境を見つけましょう。

そうすることで、腸内環境も整いやすくなります。

リラックスできる状態は、人によって異なるもの。

自分にとってどんな時間が必要なのか、色々と試してじっくり見つけてみましょう。

腸がきれいになれば肌がきれいに!腸内環境を整えて美肌を手に入れよう!

腸内環境が乱れると肌が荒れるのは、腸内で有害物質を生み出す悪玉菌が増え、肌荒れや便秘などを引き起こしてしまうから。

ストレスを感じたり、腸内環境が乱れていると感じたら、まずは食事の内容を変えてみましょう。

発酵食品やオリゴ糖、食物繊維など、腸内環境を整える働きをしてくれる食材を積極的に選ぶと良いですね。

食生活以外でも、運動をしたりリラックスできる時間を作るなど、生活習慣を改善して腸内環境を整えることも大切です。

腸内環境の乱れで起きる肌荒れは、腸内環境を整えると和らいでいきます。

腸内環境が整うと免疫力もアップし、心身の健康にも良い影響を与えてくれます。

腸内環境を整えて、お肌をきれいに保ちましょう。

夏本番!7月のスキンケアは、ここを気を付けましょう!!

気温もぐっと上がり、紫外線量も最も多くなってくる7月。

 紫外線対策をしっかりしているつもりなのに、なんだか顔がくすんで見え、ごわつきを感じることも。

また、春から紫外線量が徐々に増えてきており、ふと気がつくと顔に薄いシミがでてきて目立たないかヒヤヒヤ…!

 7月のスキンケアで気をつけるべきポイントをおさえ、透明感のある健康な美肌を取り戻しましょう!

梅雨が終わり7月は、1年の中で最も紫外線量が多くなる季節です。

 日が昇りはじめ、12時頃にUV量が最も多くなり、日が沈むにつれて少なくなります。

この時期は、紫外線対策として塗るタイプの日焼け止めや、紫外線を浴びた時に発生する活性酸素対策として抗酸化作用のある食事やサプリを意識的に摂取したり、日傘や帽子を活用して紫外線防止をすることが多くなると思います。

 しかし、意識をして紫外線対策をしているつもりなのに、顔がくすんで見えたり、ごわつきを感じたり、肌悩みがでてきてしまったりも。

7月のスキンケアで気をつけるのはしっかりとした知識に基づいた紫外線対策と、それ以外にも落とす、補う、促すということに着目をしてみましょう。

■予防

紫外線対策は、正しく行えていますか?

 朝の外出時に、日焼け止めを塗って安心してしまってはいないでしょうか?

SPFで塗らない時と比べてどの程度長く防止ができるかなどが分かりますが、SPF値が高いものを塗れば1日安心ということはありません。

日焼け止めは塗った時が1番効果を発揮します。

朝の外出時に塗った時、その後どんどん効果は低下していきます。

 また、洋服などでこすれて落ちてしまったり、汗で流れてムラになってしまうこともあります。

特に、紫外線量は12時をピークに多くなります。

 お昼頃、再び外にでる場合は上から塗り直しをしたほうが安心です。

なかなか塗り直しができないという場合は、SPF値だけでなく汗や水にも強いタイプをしっかりと塗っておきましょう。

  顔の場合は、液体のものをメイクの上から塗ると化粧が落ちてしまいます。

よって、プレストされているパウダーや、スプレータイプで対応しましょう。

 メイクの上から使用しますが、肌が敏感になっている方は紫外線吸収剤フリーのアイテムの方が日焼け止めによる肌トラブルも感じにくいでしょう。

 塗り直す時は、顔の中心だけだなく紫外線のあたりやすい頬骨などの顔の高い位置やフェイスラインなども塗るようにしましょう。
見逃してしまいやすい箇所ですが、紫外線がよく当たりシミができやすい場所でもあるので注意しましょう。

■落とす

冬から梅雨、そして夏と季節が移り変わり、肌が敏感になっているのがこの時期です。

 特に、皮脂と汚れが混ざり合ってしまい、落としているつもりでも汚れが落としきれてないことも。

また、紫外線や摩擦などの刺激が過度に加わることで肌を守ろうと角質を厚くしてしまいます。

こうなると、角質肥厚といって古い角層が溜まってしまっている状態になります。

 毛穴部分を塞ぎ、皮脂の排出がうまくできず汚れもたまり、肌荒れやニキビを引き起こしたり、メラニンの排出ができずに顔全体がくすんでみえたりシミになってしまうこともあります。

角質肥厚を防ぐには、紫外線対策や摩擦に気をつけるだけでなく、日々のクレンジングや洗顔も重要です。

肌がごわついたり、くすんで見えるということで過度に洗浄力が強いものや、刺激が強いものを使うと、これも肌にとっては負担になります。

その日の汚れはその日のうちに落とすことを日々行なっていきましょう。

 クレンジングや洗顔は、汚れが落ちるのは当たり前で、その上メイクへの馴染みがよく時間をかけずに落とすことができ、顔を擦らず馴染ませることができ、綺麗に素早く流し落とすことができるものが理想です。

 また、洗い上がりがつっぱらないものを選ぶといいですね。

■補う

この時期は汗や皮脂で肌の乾燥をあまり気にかけなくなってしまいます。

しかし、肌のモイスチュアバランスは美肌の基本です。潤っていない肌は紫外線の影響も受けやすくなります。

紫外線を浴びると、どうしても肌は乾燥しやすくなります。

そこで、朝晩のスキンケアは冬同様、保湿を意識しましょう。

また、補う保湿はスキンケアだけではありません。

 暑いと汗をかき、その分体から水分が排出されます。

面倒だからといって水分補給を適当に行わず、しっかり水を摂取しましょう。

水を摂取することで老廃物も流れやすくなり巡りのいい体になります。

■促す

予防していても紫外線を浴びてしまうこともあります。

 また、「健康」という観点からは全く紫外線を浴びないというものいかがなものなのかという意見もあります。

しかし、「美容」という観点から考えると紫外線を浴びてシミなどのトラブルは招きたくありませんね。

 紫外線を浴びてメラニンが生成されると、通常はターンオーバーサイクルによって角質まで到達し皮膚からはがれ落ちます。
しかし、ターンオーバーサイクルが乱れているとうまく排出も行われません。

そこで、排出を促すようなケアを併用してみましょう。

薄いシミが気になる部分には、還元作用のあるビタミンC誘導体配合アイテムなどを活用しましょう。

また、排出を促す為にターンオーバーを正常なサイクルとする為に内側からもビタミンなどの栄養を摂取したり、それが肌まで運ばれるような体つくりをしていきましょう。

  7月は天気もよく、イベントも多い季節です。

 充実して楽しく過ごす為に、綺麗で健康な肌を維持できるようケアをしていきましょう!